遊歩豆辞典

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浮間公園

 昭和60年に開通したJR埼京線の浮舟船渡駅前の水と緑、それが浮間公園。この公園は、面積の約40%が 浮間ケ池だが、こはんには公園のシンボルとして設置された風車が映え、多くの自然や緑に囲まれている。

浮間ケ原桜草園場

 赤羽から浮間橋を渡ったところの一帯は、浮間ケ原と呼ばれ、桜草の群生地として広くしられていました。 季節になると見物人が絶えず、橋がない頃は臨時の渡船場が設けられたほどです。その後、桜草は、荒川の 改修による環境の変化で激減してしまいました。昭和38年8月には地元の人々によって浮間保存会が結成され、 保存に努めています。そのおかげで自生に近い状態で保全され、毎年4月中旬に一般公開しています。

旧岩淵水門

 新旧2つの水門がある。旧水門の通称は赤水門。新水門の通称は青水門。赤水門は1924年(大正13年) に竣工し、すでに運用を終了した。青水門は1982年(昭和57年)に竣工し、運用中である。 荒川上流からの流量が増えた場合岩淵水門を閉め切って、隅田川の洪水を防ぐために設けられたものである。
 旧水門はRC造(一部S造)で、9m幅のゲート5門で構成されていた。1960年(昭和35年)3月に通船のために 5番ゲートが改造された。完成以来、最大2m以上に及ぶ地盤沈下や左右岸の不等沈下が発生するなどの 問題に悩まされ、新水門完成に伴ってその役割を終え、取り壊されることになったが、地元の人などから惜しまれ 保存されることになった。のちに土木建築物としての価値が高いと評価され、1995年(平成7年)には産業考古学会 によって推薦産業遺産に、1999年(平成11年)には東京都選定歴史的建造物に選定された。

荒川知水資料館

 荒川知水資料館は、荒川と隅田川を分ける、岩淵水門の近くにあります。荒川下流を管理する国土交通省 荒川事務所と東京都北区が運営する施設で、荒川流域の人と情報の交流、また北区における河川公園 管理の拠点として、兵士10年3月に設立されました。荒川放水路の歴史、荒川流域の自然に関する資料など が展示されています。荒川に棲む魚、鳥など自然との付き合い、荒川の治水への取り組みなど、知ることができます。

熊野神社

 本殿は明治100年記念事業として1968年(昭和43年)に改築竣工したもの。この神社は鎌倉時代末期の 正和2年(1313年)8月、下村西蓮寺の住僧であった淳慶阿闇梨が熊野(紀州)三社権現の分霊を招き迎えて 創建したとつたえられている。以来かって下村と言われた当地志茂の鎮守として信仰を集めてきた。

西蓮寺

 寺伝によれば鎌倉時代の弘安年間(1278~1288年)に、淳慶阿闍梨という僧によって開創された。本尊は、 阿弥陀如来坐像で、聖徳太子作の伝承を有するが、実際の製作は鎌倉時代初期とされている(北区有形文化財)。 他に室町時代作の毘沙門天像などがある。現在の本堂は、関東大震災の1932年に再建され、1990年代に 改修されたものである。

   一部引用:ウィキペディア、TOKYOおでかけガイド、北区観光協会観光シポット、他

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