遊歩豆辞典

活動報告へ   

護国寺、観音堂(本堂)

 当時の創建は、天和元年(1681年)2月。五代将軍徳川綱吉が、その生母、桂昌院の発願により、上野国(こうずけのくに・群馬県)碓氷八幡宮 の別当、大聖護国寺の亮賢僧正を招き開山とし、幕府所属の高田薬園の地を賜り、堂宇を建立し、桂昌院念持仏の天然琥珀如意輪観世音菩薩 を本尊として、号を神齢山悉地院護国寺と称し、寺領三百石を賜ったことに始まる。(昭和25年国指定重要文化財)現在の観音堂(本堂)は、 元禄10年(1697年)正月、観音堂新営の幕命があり、約半年余りの工事日数でこの大営造を完成し、同年8月落慶供養の式典が挙げられた。

教育の森公園

 旧東京教育大学(現在の筑波大学)の跡地に、昭和61年に開園しました。 都心に位置する文京区において、緑豊かなこの公園は、日頃から、区民の憩いの場となっているとともに防災機能を持っています。 自由広場のまわりには、夏季のじゃぶじゃぶ池や緑濃い樹林帯、山岳風の景観の森林広場、二つの半月池や石張りの正門広場があり、 桜並木も見事です。さらに、隣接して元の森山藩の上屋敷跡であった斜面地を利用した自然豊かな占春園があります。

小石川植物園

 正式には東京大学大学院理学系研究科付属植物園といい、植物学の研究・教育を目的とする東京大学の付属施設です。 本植物園は日本最古の近代植物園であり、貞享元年(1684年)に徳川幕府が設けた「小石川御薬園」がその前進です。 面積は161,588㎡(48,880坪)で、変化に富んだ地形を利用して多様な植物が配置されています。 日本の近代植物学発症の地でもあり、今日も自然史を中心とした植物学の研究・教育が行われています。 園内には長い歴史を物語る数多くの由緒ある植物や遺構が残されており、2012年に国の名勝および史跡に指定されました。

傳通院(でんづういん)

 文京区小石川にある浄土宗の寺で、正式名称は、無量山傳通院寿経寺。徳川将軍家の菩提寺で江戸三十三箇所札所の第十二番札所。 応永22年(1415年)秋に、浄土宗第七祖の聖冏(しょうげい)が江戸小石川極楽水の草庵で開創した。開山は、弟子である聖聡(しょうそう) の切望によるものという。本尊は平安時代の僧・源信(恵心僧都)作とされる阿弥陀如来像。徳川家康の生母、於大の方や千姫のお墓があり、 徳川家ゆかりの方々が多数埋葬だれています。

          一部引用:文京区観光ガイド・各種パンフレット・他

活動報告へ