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東京都薬用植物園

 東京都薬用植物園は昭和21年に設立された薬用植物園で入園料は無料です。園内には麻薬の原料となる ケシ等を栽培する「ケシ・アサ試験区」をはじめ、カカオ(座薬原料)、イランイラン(香水原料)などを植栽した「温室 (冷房室併設)」、染料や香辛料として用いられる様々なハーブ、漢方処方に配合される生薬の原植物など、普段は あまり見ることのできない植物が多数あります。平成22年には「体験的に学び交流する憩いの場」として「ふれあいガーデン」 を新設。ログハイス風の「草星舎」では植物苗、書籍、手作りクラフト品などの販売のほか、リースやクラフトづくり体験 も行っています。また、研究機関としての側面も持ち、危険ドラッグや健康食品の指導、取り締まりに向けた植物鑑別 等の試験検査、調査研究を行うほか、薬用植物の正しい知識の普及に努めています。

野火止用水

 野火止用水は、承応4年(1655)に当時の川越藩領主・松平信綱によって作られた用水路です。野火止用水は、 当時の小川村(小平市中島町)から玉川上水の水を引いて、新河川(埼玉県志木市)まで約20Kmの長さに及び ます。工事は安松金衛門の設計監督のもと、周辺の農民数百人が行い、約40日間で堀とおしたといわれています。 昭和48年都の水事情の悪化により、玉川上水からの分水を止めたため、野火止用水は空堀となってしまいます。 その後、「水を流してほしい」という住民の要望に応え、東京都は昭和59年、下水高度処理水を再び流し、清流 復活となりました。現在、東大和市では野火止用水を使って、ヘイケホタルを育てています。ホタルの幼虫の餌となる カワニナ、モニアガイなどを増やし、5月中旬から6月上旬にはホタルが光り舞う姿を見ることができるようです。

上仲原公園

 園内には、多目的広場と、野球場やテニスコートなどの運動場とケヤキの大木、市民公園なので、市の木を 象徴として選択的に植えられています。周辺にも多くの緑地がある公園は、武蔵野台地の自然環境を存分に 楽しめる公園として市民に親しまれている憩いのスポットです。
 昔、運動会で一番人気のあった種目は、俵かつぎ競争でした。俵には60Kg入っていて、これをかついで100m 走る競技でした。上仲原公園には、その競技を記念した、「白御影石」が建てられています。

ハミングホール

 21世紀のスタートの年、最新の音響設備を備えた、市民待望の多目的施設が生まれました。コンサート、劇、 芝居及びミュージカル等を「観る」きと、又、自分たちで「演じる」ことも出来、高齢者、身障者にもやさしい、素晴 らしい施設になっています。

          一部引用:東大和市ウォーキングマップ(野火止用水編・桜が編)、東京都薬用植物園案内、他

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