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東御岳渓谷

 青梅市の西部、JR青梅線沢井駅から御嶽駅南方にかけての多摩川の渓谷で、沢井駅南の楓橋 から上流の御岳橋までの約4Kmをいう。両岸に遊歩道があり、四季を通じて山水の美が楽しめる。 玉堂美術館やフィッシングセンター、ラフティングやカヌー教室もあり、ボルタリングも盛ん。 楓橋の南詰めに中国蘇州の寒山寺を模した大日本寒山寺がある。 出典:小学館 日本大百科全書

御岳山

 標高929m、山上には武蔵御嶽神社が建立され、古くからの山岳信仰の対象となっている。 奈良時代、天平8(736)年、行基(ぎょうき)が東国鎮護を祈願し、蔵王権化の像を安置して以降、蔵王 信仰の中心として広く知られ、平安時代の「延喜式神名帳」にも記され、古くより関東の霊山として信仰 されている。慶長11(1606)年、徳川家康が江戸の「西の護り」として、南向きの社殿を東向きに改め 社殿を改築、現在の社殿は元禄13(1700)年綱吉により造営された。 守り神の「大口真神(おおぐちのまがみ)」は白狼で、江戸時代からは魔除け、盗難除けの神として広く 知られ、 親しみを込めて「おいぬ様」と呼ばれるようになり、「ケーブルカー」には犬同伴で乗車できる。 御岳山は、4月下旬から5月は新緑、8月はレンゲショウマ、11月の紅葉などが人気です。 また、御岳山は、人気ハイキングエリアで、清流に苔むした岩々の景観が見られる奥御岳渓谷や 御岳山から日出山、大岳山と手軽に登れる奥多摩入門の山です。

玉堂(ぎょくどう)美術館

 御岳橋のたもとに1961年(昭和36年)開館の玉堂美術館があり、龍安寺を模したという庭園がある。 日本の四季の山河と、そこに生きる人間や動物の姿を美しい墨線と彩色で描くことを得意とし、 文化勲章を受章した、近代日本画の巨匠、川合玉堂の作品を展示。四季ごと展示替え 現在「御岳小橋」が過去の大雨で流出し、「玉堂美術館」には、「御岳大橋」を渡り、対岸の吉野街道側からの 入館になる。

河鹿(かじか)園

 国登録有形文化財。老舗の割烹旅館河鹿園の閉館後を利用し、歴史的な建物と書画を展示するガラス のない美術館です。 大正から昭和初期の和風建築技術や資材の粋を凝らした建物や各室内を自由に周り、四季折々の 御岳渓谷の自然を窓から眺めることが出来ます。 定休日:月曜日・火曜日 11時~15時 入場料700円

小沢酒造・澤乃井園

 2021年フランスの日本酒品評会「Kura Master 2021」で最高賞の「プレジデント賞」を受賞や 令和3年「全国新酒監評会」の金賞受賞の元禄15(1703)年創業の酒造メーカー。 酒蔵見学も行っていて、「きき酒」も味わえる(要予約) 多摩川のほとりに小沢酒造直営の売店、軽食のとれる庭園風の「澤乃井園」や豆腐懐石料理の 「ままごとや」(要予約)、多摩川の対岸に約4000点を所蔵する「かんざし美術館」があります。

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