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トトロの木

 西荻窪駅から繁華街を抜け5分ほど歩くと、住宅街の中に大きなケヤキの樹冠が見えてきます。このケヤキは樹高 約20m、枝張も30mぐらいある杉並区内でも有数の巨樹で、近隣住民からは“トトロの樹”と呼ばれ親しまれています。 2008年このケヤキは伐採される危機にありました。この土地の所有者が区内の建設会社に土地を売却し、ケヤキを 伐採してマンションを建てる計画が持ち上がりました。しかし、近隣の人たちが保存を求める署名運動の結果8千人を 超える署名が集まりました。それを区に提出したところ、区が土地を購入し、公園として整備され、ケヤキは伐採を 免れたのです。「坂の上のケヤキ公園」という名称がついています。

東京女子大学

 大正7年開学当時は新宿の角筈にあったが、同13年現在地に移転。正門に立つと正面に見える白亜の建物は昭 和6年建築の本館。帝国ホテルを設計したライト弟子、レーモンドの手になる東女のシンボルだ。同じレーモンド設計の チャペルでは年数回パイプオルガンコンサートも開催される。背後には善福寺公園の豊かな緑が広がり、こういう学び舎で 青春を過ごす女性たちが羨ましい。

善福寺公園

 善福寺池を中心に、遊具。遊歩道が整備され、市民の憩いの場となっている。また、善福寺池は善福寺川の水源 にもなっている他、東京都水同局杉並上水所の水源になっている。(23区内の東京都水道局管轄の水道で、井戸 を水源としているのはここだけである)北と南に2つの池がある。池を中心に憩いの場として整備され、公園としては、 1961年6月16Hに開園。弁の頭池(井の頭恩賜公園)、三宝寺池(石神井公園)と並ぴ武蔵野三大湧水池として 知られている。
善福寺池は上の池と下の池という二つの池に分かれています。上の池はボート場があり、二つの中島を持つ広々 とした明るい池、大きい島には井草八幡宮が所有する弁財天(市杵島神社)が祀られています。下の池は昭和10年 代に善福寺川を堰き止めてつくった人口池です。ヨシやスイレンが群生しており、静かなたたずまいを見せてV、ます。 面積は、上の池下の池両方の池を合わせて約37, OOOrnあり、公園全体の47%を占めています。上の池は武蔵野 三大湧水池の一つとして数えられ、その水量は豊富で江戸時代は神田上水の補助水源として利用されました。現 在は、湧き水が枯渇しており、地下水の汲み上げにより補給しています。

井草八幡宮

 井草八幡宮は、南に善福寺川の源流を望み、今なお「武蔵野」の面影残る秀麗の地に鎮座し古地名を冠して遅 野井八幡宮とも称せられました。当宮は創建当時、春日社をお祀りしていましたが、源頼朝公が奥州藤原泰衡征伐 の際に戦勝祈願して立ち寄ったと伝わっており、それ以来八幡宮を奉齋するようになりました。源氏が八幡神を氏神 として尊崇したことから武神の性格が強く、室町時代には石神井城の豊島氏征伐の為、扇ヶ谷上杉家の執事太田 道灌が戦勝祈願したとも伝えられています。江戸時代には、三代将軍徳川家光による六石余の朱印領(将軍の朱 印状によって領有を認められた土地)の給付、また寺社奉行井上正利に社殿造営をさせるなど、驚く崇敬されてい ました。ご祭神は八幡大神(やはたのおおかみ)/応神天皇

     [一部引用:フリー百科事典:ウィキペディア・善福寺公園•井草八幡宮パンフレット他]

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