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万葉公園碑

 碑は1955年に南多摩郡横山村が八王子市に編入される際にその記念として建てられた。「万 葉公園」は1971年、めじろ台住宅の開発に合わせて整備された。「赤駒を山野に放し取りかに て 多摩の横山徒歩(かし)ゆかやらむ」出征する防人の妻の歌(750年頃)防人は663年に 朝鮮半島での「白村江の戦い」に敗れたのを受け、唐や新羅からの侵攻に備えて、北部九州沿 岸などに置かれた警護兵士。翌664年に老岐•対馬・筑紫に防人が設置されたとの記述が「日 本書紀」にある。当初は東国から集められ、任地で耕作して自給自足の生活だった。3年とさ れた任期は守られず、帰郷しない防人も多かった。防人制度は826年に廃止されている。

高宰(たかさい)神社

 南北朝時代の頃、京より高貴な御方(公家?)が御所水(台所)に暮らし、逝去後杉山峠(御 殿峠)に埋葬され、その後廣園寺境内の一角にー祠を建立し、小蔵主明神と号し、鎮座したの が当神社の始まりです。祠は古明信塚(めじろ台)に移り、江戸時代には高宰神社と称される ようになり、更に真覚寺に遷されている。御祭神は「安察使(あぜち)大納言」「藤原信房卿」 又は「高倉宰相某」ともいわれている、千人同心部門の神として深く崇敬され、千人町はじめ 地域の人達から守護神として崇められている。

オオツクバネガシ(横山事務所)

 市指定天然記念物、樹齢2 0 0年とされている。横山事務所は横山村時代の役場跡に置かれ 隣接して「浅間様」と呼ばれる神社(浅間神社、富士山信仰)があり、オオツクバネガシは神 社の御神木であった。昭和5 2年の国道の拡張時、事務所改装に伴い、神社は南浅川沿いにあ る「稲森神社」に合祀され、オオツクバネガシは残された。オオツクバネガシはアカガシとツ クバネガシとの中間種で、高尾山中のものが標識樹(原産地)として牧野富太郎によって命名 発表された(1920年)南大沢八幡神社のオオツクバネガシは幹が火災によって空洞になって いるが、樹齢600年とされている。

TOKYO FARM VILLAGE

 牧場の丘の上にある、眺めのいい所です。東京なのに自然の豊かさを感じられるこの地で、 酪農と農業の恵みをたっぷりを味わう事が出来ます。自然が与えてくれる、豊かな時間をお楽 しみ下さい。建物の中では、ソフトクリームをはじめ、ドリンクメニュー、軽食を楽しむことが出来ます。

     【一部引用:八王子ウォーキングガイド・各種パンフレット・他】

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