駒場公園の一角にある旧前田家本部洋館は、関東大震災復興計画に関連して、旧加賀藩の系譜をひく前 田家の本邸として、本郷区(現在の文京区)本郷から移転し、駒場の約1万坪の敷地に、地上3階地下1階 建ての洋館と、これを渡り廊下で結んだ2階建て純日本風の和館で、この建物は大正末期から昭和初期に 建てられた大邸宅建築を代表する建物で、機能性を重視し、調理室から食堂に料理を運ぶリフトの設置な ど当時の最新技術を駆使しています。また洋館と和館をつなぐ渡廊下には、洋風から和風へと切り替えるた めの意匠の工夫が見られ、洋館の一階と和館を迎賓・社交の場として、洋館の二階を生活の場として使用 していたことも特徴です。各室ごとに設けられている暖炉、天井につられたシャンデリアなどは、ほぼ洋館 建築当時のままで、華麗な侯爵家の生活を、今もなおしのばせている。戦後、進駐軍に接収されたのち、 内装をほぼ当時の状態に修復し、旧前田邸は、東京都立駒場公園となり、現在目黒区 が管理している。 現在、1、2階を見ることができるが、当時の貴族の生活が伺い見ることができる。 今回は、一度に入館できる人数が限られおり、内部を見学するのに30分以上はかかり、外での待ち時間が 1時間以上となるため入館しないが、府中からは電車で30分程度で行けるので是非見学されるといい。
元東京教育大学農学部の移転跡地に造成された公園。 園内の樹木には、全国の県木を植栽した北国の林、関東・関西の雑木林、南の国の林のほか、 果樹園、サルスベリの林などがあり、十月ザクラ・兼六園菊ザクラなど19品種の桜も植えられています。 また、水遊びのできる流れとジャブジャブ池、鳥たちを楽しむバードサンクチュアリ、デエィキャンプができる広 場など、自然とふれあう工夫がいろいろあります。公園の南側には、駒場体育館、テニスコート、ゲートボー ルの施設があり、公園の東側には駒場野公園の豊かな自然を紹介する自然 観察舎があります。
天空庭園は、首都高速道路大橋ジャンクションの屋上部分を活用した周囲400mの円形型庭園。 桜や松など、1,000本以上の木が庭園を美しく彩ります。住民がワインを作るために植えられたブドウの木も。 また子供の遊び場や、日本庭園、竹藪もあります。晴れた日には富士山の絶景を眺めることもでき、 騒がしい都市の喧騒を下に、のびのびとリラックスが できます。
江戸時代紀州徳川家の下屋敷のあったところで、1876年(明治9年)鍋島家に払い下げられ、鍋島家は当地 に茶園を開き「松濤園」と名付けた。園内には湧水池があり、水車も設置されていて、湧水池を中心に各種 草花が彩り渋谷区民の憩いの公園となっている。 渋谷区内に快適な公衆トイレを設置する「THE TOKYO TOILET」プロジェクトの対象となったトイレがある。 デザインは隈研吾で、2021年6月に利用が開始された。吉野杉の板で覆われた5つのトイレ小屋からなる。 最近の都内の公衆トイレは男女共同が多くなり、ここのトイレも共用となっている。
【一部引用:目黒区HP、ウィキペディア、他】