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山中城跡

箱根山中、標高約5 8〇mの国道脇に残る城跡で昭和9年に国史跡に指定されているものです。 戦国時代末期の天文年間から永禄年間(1530〜1560年頃)に北条氏によって築城されたもので、 豊臣秀吉の小田原攻めに備えるため天正年間に大改修が行われた広大な山城です。 自然の地形を利用した堅固な城でしたが、天正18年(1590)秀吉、秀次軍による総攻撃 の前にわずか1日で落城しました。現在は広大な緑の史跡公園となり、三の丸跡の宗閑寺には 城将や、豊臣の武将一柳直末の墓があります。

箱根ラリック美術倉宮(セレクトされた230点を贅沢に展示)

コレクションは1500点、フランスを代表する工芸家ルネ・ラリックが手がけた、大胆さと繊細さを 兼ね備えたジュエリー、数えきれないほどのジャンルのガラス作品。そして、歴史に残された 室内装飾やオリエント急行の内装まで。数多くのコレクションの中から選び抜かれた約2 3 0点を 紹介しています。テラスから自然を楽しむカフェ・レストランもあり、中庭の自生した木々は新緑と 紅葉シーズンが特に美しく、テラスから広がるベントグリーン(洋芝)は爽やかな緑色を一年中楽しめます。 フリーガーデンは、ミュージアムに続く道だけでなく、桜、木蓮、あじさい、玉あじさい、睡蓮、紅葉の もみじなど、季節を楽しめる小道を、楽しむ事が出来ます。

長安寺(東国花の寺百ヶ寺、神奈川十二番)

曹洞宗の寺院として建立された長安寺は、当初姥子温泉の辺りに建てられていました。 鐘に刻まれた銘によると、万治二年(1859年)とあり、その頃に現在の仙石原へ移転したと伝えら れております。境内には至る所に山野草が植えこまれ、三月の終わり頃からカタクリをはじめとして徐々 にその姿を現します。四月に入るとスミレやミツバッツジ、ヤマブキなどの様々な花が咲き始め て遊んだ」「池の南岸付近には八スの花がたくさん咲いていた」といった話が出てきます。以前 長安寺に色彩が蘇り、表情豊かな五百羅漢像と響き合いながら訪れるものを楽しませてくれるのです。

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